2020年東京オリンピック競技大会を見据えて

世界で活躍するアスリートの育成に向けたスポーツ医・科学的サポートの可能性

高妻 容一

人生の目標、スポーツの目標を明確にし、
そのためのプロセスも具体化する。
〜『目標設定』は人生のイメージトレーニング〜

2016/10/27

「メンタルトレーニング」は、試合に勝つ可能性を高めるために選手の心理面を強化する練習。具体的に何をするのか。高妻氏は、8つの基本的な心理的スキルを組み合わせ、効果的にメンタルトレーニングを行うためのプログラムを提唱している。第1項目にあげられるのが、“やる気”や“練習の質”を高め、自身の競技人生をどのように送りたいかを自覚する目的で行う『目標設定』。「このままではいけない!」と選手に気付かせ、競技力向上に欠かせない内発的なモチベーションを高めるためのトレーニングである。

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高妻 容一

PROFILE

高妻 容一(こうづま・よういち)

東海大学体育学部 教授
スポーツメンタルトレーニング上級指導士

国際応用スポーツ心理学会、日本スポーツ心理学会など多数の学会に所属し、Sport Psychology Council(世界各国のスポーツ心理学の代表者の組織)委員、メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会代表・事務局で活躍する傍ら、現場での指導者としても多くのチームや団体のメンタル面強化のアドバイザー等を務めている。