平成29年5月7日(日曜日)、日本体育大学健志台キャンパスにてウエイトリフティング競技のコントロールテスト・コンディションサポートを実施しました。
(担当大学:日本体育大学)
今回は継続選手が5名、新規選手が5名、計10名の選手が参加し、今年度最初のコントロールテスト・コンディションサポートを実施しました。
測定の目的ですが、継続選手は昨年度1月に実施した測定結果の比較と今後の練習課題をみつけること、新規選手は現在の体力レベルを明らかにすることでした。
測定項目は、形態計測、身体組成、筋力及び基礎体力テストでした。
継続の男子選手は、体脂肪量の増加と除脂肪量の低下がみられた選手がいました。一方、継続の女子選手は除脂肪量の増加がみられました。
新規選手5名は、体重及び体脂肪量共に継続選手と比較すると高い値を示し、体脂肪率は20%を超えていました。膝関節屈曲伸展力及び脚伸展力において、男女の継続選手は前回と比較して大きな変化はみられませんでした。
基礎体力テストに関しては、前回同様に選手自身が計測記録を意識しているため、前回の測定から多くの項目で向上がみられる結果となりました。しかしながら20メートルシャトルランは、普段の練習メニューで走ることが少ないため他の基礎体力テストの項目と比較すると前回からの変化量が少ないことが明らかとなりました。
そのため今回のデータフィードバック時に普段の練習でも有酸素トレーニングを取り入れることでより多くの練習をこなせること(有酸素トレーニングの重要性)を説明したいと考えています。
背筋力測定風景(左:齋藤選手、右:南澤選手)
長座体前屈測定風景(左:藤井選手、右:田宮選手)
立ち幅跳び測定風景(秋本選手)
垂直跳び測定風景(関根選手)
握力測定風景(左:伊藤選手、右:佐藤選手)
膝関節屈曲伸展力測定風景(加茂選手)
メディシンボール投げ風景(津曲選手)
立ち五段跳び測定(津曲選手)
30m走測定風景(秋本選手)
自転車パワーマックス測定風景
船渡先生より測定の意義やデータ、身体についてもお話しいただきました。
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