東京武道館

歴史・沿革

日本古来の伝統文化である武道を新しい時代の中で活かし、未来へと発展させていく拠点として誕生した東京武道館。国際都市東京にふさわしい芸術性の高い斬新なデザインも話題を呼んでいます。

当館のあゆみ

東京都は、都内における武道の普及・振興を図り、都民のスポーツ・レクリエーションの発展と、健康で文化的な生活の向上に寄与することを目的として、平成2年(1990)に東京武道館を開館しました。
現在、東京都の武道振興の拠点として、全国的・全都的な各種武道競技大会の開催や武道団体・学校等のアマチュア団体が武道修練を行う施設として利用されています。

沿革

昭和59年(1984) 10月 「マイタウン東京'85東京都総合実施計画」において「都立武道館の建設」を計画決定
昭和63年(1988) 3月 都立東京武道館建設工事着手
平成元年(1989) 12月 建設工事竣工 名称を東京武道館とする
平成 2年(1990) 2月 東京武道館開館、開館式典を挙行
東京武道祭(こけらおとし)を開催
平成 3年(1991) 4月 東京武道館、1991年日本建築学会賞受賞作品となる
平成14年(2002) 3月 東京武道館シンボル旗を制定
平成18年(2006) 4月 指定管理運営を開始
平成23年(2011) 3月 3月11日東北地方太平洋沖地震の影響による帰宅困難者受け入れ施設を開設。3月17日より東日本大震災に伴う福島原発事故からの避難者等の受け入れ施設を開設のため休館(4月28日まで)
平成24年(2012)1月 大規模改修工事着工
平成24年(2012) 8月 大規模改修工事竣工、リニューアルイベント開催
平成25年(2013) 9月 スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会)剣道競技の会場として使用
平成25年(2013)10月 スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会)柔道競技の会場として使用
平成26年(2014) 8月 平成26年度全国高等学校総合体育大会なぎなた競技、弓道競技の会場として使用

現在の東京武道館


現在の東京武道館

東京武道館の敷地と建物の内外には、「地・水・火・風・空」をテーマにした5人のアーティストによる斬新で意欲的な造形作品が配置され、新しい景観美を表現しています。
建物は都立東綾瀬公園内にあるため、南北のオープンテラスなど開放的な配置になっています。