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発掘トピックスexcavation topics

東京都をはじめ国の機関等が行っている開発事業において発見された遺跡を、東京都教育委員会からの指名を受けて当センターが発掘調査を行っています。これらの調査結果をご紹介します。

発掘トピックス詳細情報


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よみがな はたもとはなふさけやしきあといせき
発掘場所 港区六本木四丁目
主な時代 江戸、近代

遺跡の特徴

 本遺跡は旧港区三河台中学校の跡地にあり、江戸時代前期の延宝7(1679)年から幕末までは幕府の交代寄合を務めた備中高松(現在の岡山市内)の旗本・花房家の屋敷地でした。近代以降は主に軍用地として使用され、海軍省教師館・陸軍歩兵第一旅団司令部、近衛師団長官舎が置かれていました。


268号地下室(江戸時代)

A区全景


トピックス

 発掘調査は警視庁麻布警察署の移転に伴うもので、2014年6月までの予定で進めています。
 現在調査中のA区では、花房家屋敷庭園の池跡と共に、貯蔵施設である地下室(むろ)や土取り穴が多数確認されました。地下室は現地表面から2m以上の深さとなる大規模なものもあり、18世紀後半〜19世紀前半の陶磁器を中心とする多くの遺物が出土しています。268号地下室(写真左側)では、中に黒色火薬の材料と思われる炭化物が詰まった壺が5個並んだ状態で見つかっています。池跡は残念ながら後世の建物に壊されているために全容は明らかではありませんが、底に玉石を敷き詰めたり、円礫を配したりしている部分が確認されています。
 屋敷地は明治5(1872)年に海軍省用地となり、その後明治18(1885)年に陸軍歩兵第一旅団司令部、大正9(1920)年に陸軍近衛師団長官舎が置かれました。この二つの建物は共にレンガ基礎を使用していますが、近衛師団長官舎は第一旅団司令部の基礎の一部やレンガを再利用しており、古い建物を上手に活用している様子が覗えます。

2013年12月現在




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