スマートフォンサイトはこちら

お知らせnews

2019.07.06  埋蔵文化財センター

今月の逸品

現在展示中の今月の逸品のご案内


乾峯(けんぽう)って何者?



今回は、本邦初公開の速報展示。これから報告書が

刊行される最新成果を先出しの形でご紹介します。

 

 数々の優品(ゆうひん)を生み出し、野々村仁清(ののむらにんせい)と共に日本の陶芸史に大きな足跡を残した尾形乾山(おがたけんざん)。展示の一群は、その意匠を巧みに受け継いだ模作である。号して“乾峯”。同様の銘(めい)は伝世(でんせい)の品にも散見されるが、その素性(すじょう)はまったく判っていない。

 これらが出土したのは、江戸の旗本屋敷の一角。角皿、鉋目皿(かんなめさら)など複数種を確認できる。持ち主自慢のコレクションだったのだろう。確かに手は決して悪くない。しかも、捨てられたと推定される時期が安永年間(1770年頃※)となれば、乾山の没年(1743年)からもさほど下らない。現在進めている科学分析によれば、素材は京都の土のようだ。とすれば乾山の養子である二代乾山・猪八(いはち)との関わりも考える必要があるだろう。今、この陶工の謎に解明のメスが入ろうとしている。

※ 展示担当による推定年代。


展示品




大塚遺跡 (文京区)



軟質陶器各種

江戸時代中期 (約250年前)


峯の下半分を隠すと・・・


乾山にみえませんか?


次回の更新予定

次回の更新は8月上旬を予定しています。







Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧になる方はアクロバットリーダーが必要です。
お持ちでない方は、左のロゴをクリックしてダウンロード(無料)してください。
Acrobat及びAcrobatロゴはAdobeSystems Incroporated(アドビシステム社)の商標です。

ページの上部へ戻る
東京都教育委員会 生涯学習・文化財東京都教育委員会 生涯学習・文化財 No.57遺跡東京都教育委員会 遺跡地図日野市郷土資料館

パルテノン多摩全国埋蔵文化財法人連絡協議会立川防災館AdobeAcrobatReader

東京都埋蔵文化財センター  〒206-0033 東京都多摩市落合一丁目14番2