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2019.09.02  埋蔵文化財センター

今月の逸品

現在展示中の今月の逸品のご案内

時代を経ても変わらないもの…

縄文時代前期に玦状耳飾(けつじょうみみかざり)という装飾品(そうしょくひん)がある。古代中国の玉器(ぎょくき)「玦」に類似した形状をもつことから名づけられたものだが、中国で盛行(せいこう)するのもほぼ同時期なので、なんらかの関連も考えられる。余程大切なものだったらしく、中途(なかほど)で折れたものの両側に穴を穿って(うがって)繋いだ(つないだ)ものも多く見つかっている。
 ところが、この耳飾り、数百年を経た中期前半の遺跡から出土することがあるのだ。それも割れた片側のみ。どうやら、補修孔(ほしゅうこう)に紐(ひも)を通して垂飾り
(たれかざり、ペンダント)としていたらしい。そればかりか、これを模した石製品・
土製品も登場する。飾り方は移ろっても、この形に大きな価値を認める心は大切に受け継がれていたようだ。


展示品


多摩ニュータウンNo.46遺跡(多摩市諏訪)   玦状耳飾
多摩ニュータウンNo.471遺跡(稲城市若葉台)  石製垂飾
多摩ニュータウンNo.72遺跡(八王子市堀之内) 土製垂飾



縄文時代中期前半 (約5,000年前)



次回の更新予定

次回の更新は10月上旬を予定しています。







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