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2019.11.06  埋蔵文化財センター

今月の逸品

現在展示中の今月の逸品のご案内


新たな道具



この堅い殻

どうすれば打ち割れるか

それが問題だ


展示品


多摩ニュータウンNo.745遺跡(多摩市中沢)出土

スタンプ形石器・平板状石皿

縄文時代早期前半(約10,000年前)

12,000〜10,000年前、気候の温暖化に伴って東日本一帯に広がった落葉広葉樹林は縄文の人々に新たな恵みをもたらした。木の実だ。ただ、それは堅い殻(かたいから)に包まれており容易に割ることが出来ない。
ちょうどその頃、石器の中にも新顔が登場する。手頃な石を割って平坦(へいたん)な面を作り、側辺に手を加えて持ち易くした簡単な石器だ。その形から「スタンプ」の名が付いた。窪み(くぼみ)のない石皿とセットで用いられたと考えられるこの石器は、堅い殻を割り中身を取り出す、いわゆる「ナットロッカー」の可能性が高い。まさに「必要は発明の母」の典型のような石器だったのだ。



次回の更新予定


次回の更新は12月上旬を予定しています。







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