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(写真左から)多摩ニュータウンNo.9遺跡(稲城市若葉台)原石
多摩ニュータウンNo.72遺跡(八王子市堀之内)装身具(大珠)4点
多摩ニュータウンNo.520遺跡(多摩市聖ヶ丘/稲城市若葉台)原石
縄文時代中期(約5,000年前)
縄文時代の遺跡からは、まれにヒスイ製の装身具が見つかる。これまでの研究から、素材となったヒスイは新潟県糸魚川市周辺からもたらされたことが分かっている。
さて、展示の資料はヒスイと分類されている資料だ。ただ肉眼での識別は非常に難しい。そこで今回これらをリケイの目で確認すべく、蛍光X線分析を行った。結果、大半は従来の見立て通りヒスイであることが裏付けられ、また少々疑わしかったものもヒスイで間違いないことが確かめられた。その一方で、ヒスイと疑わなかったものの中にヒスイでないものも(唖然)
私たちは分析で確かめられたが、縄文人はどうだったのだろうか?
次回の更新は1月上旬を予定しています。
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