東京都
埋蔵文化財センター

2020.09.11

今月の逸品

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Another Mission 縄文土器の‘マメ’知識


展示品

縄文土器

多摩ニュータウンNo.300遺跡(八王子市南大沢)出土
縄文時代中期後半(約4,500年前)


 企画展示「リケイ考古学」でも紹介している縄文土器のタネ圧痕。目の前の土器にも黒く煤けた小さな穴があるのがお判りだろうか。表面のみならず割れた断面にも複数見つかるのだから、中にもまだ埋もれているはず。そんな時に力になるのが、CTスキャンである。果たして、今回も土器の内部に埋もれたタネを発見できたのだが・・・。
 今回は、なんとダイズ(ツルマメ)やアズキ、キハダといった様々な種類のタネが見つかったのだ。「縄文人の宝箱や〜」と言いたくなるこの土器。偶然にしては混入量が多い気もするが、意図的だとすれば何のために?しかも土器が穴だらけになるリスクを冒してまで!
 縄文土器にはまだまだ謎が多量に混入している。



次回の更新予定

次回の更新は10月上旬を予定しています。







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